record~

遂に録音できるようになりました。録音に使うオブジェクトは、adc~、record~、buffer~なんですが、それぞれ以下のような役割を持っています。

adc~ : 外で鳴っている音を、パソコンに取り込む
record~ : 取り込んだ音をbuffer~という一時的な記憶領域に送って保存する。
buffer~ : 一時的な信号の記憶領域

まず、recordの左2つのインレットは音の入力です。1CHと、2CH。で、そのさらに右にあるのは、録音開始と終了のミリ秒の設定。デフォルトでは、保存先のbuffer~のデータが満タンになったら録音も勝手に終わる。

ちなみに、record~の左あたりにあるう、トグルは録音を開始するためのものであるが、buffer~が満タンになって録音が終わってもトグルはそのままなので、いつ録音が終わったのかが分かりにくい。今回の場合はbuffer~ soubdbite 4000 2とあるが、soundbiiteという名前の一時的な記憶領域に、4000ミリ秒、2CHの信号を保存するということ。だから、recordのトグルをONにしてから4秒間の音が録音されるということ。ちなみに、soubdbiteという名前は何でもOKです。

最後に一時的に録音した音を再生する方法だが、これにはいくつか方法があるらしい、ここでは一番簡単で色々応用できそうなplay~を取り上げる。play~は、さっき一時的に保存したbufferを読み込んで、様々なスピードで簡単に再生することができる。このplay~の上にあるline~はそのためにある。この場合は、0秒から4秒までのシグナルを、4秒かけて流すということになるが、最後の4000を2000にしたりすると、通常の倍の速度で再生されるし、-4000とかすると逆再生できたりとかなり面白いことができそうだ。

それから、metro~とか使ったりすれば、サンプリングした音を繰り返し鳴らしたりもできそうで面白くなりそう。

ちなみに今回はこちらのサイトを参考にしました。