AVR入門にあたって、参考にした本はこちらの「AVRマイコン活用ブック」です。とにかく実例がたくさん載っているので楽しいのですが、これだけでは初心者にはちんぷんかんぷんなところも多いです。(PICマイコン用の書籍ですが、「やさしいPICマイコン プログラミング&電子工作」は丁寧な解説つきでよかったです)

AVRマイコン活用ブック―オリジナル電子ゲーム&ロボット製作 (わかるマイコン電子工作)
AVRマイコン活用ブック―オリジナル電子ゲーム&ロボット製作 (わかるマイコン電子工作)

この本では、ストロベリー・リナックス社の「ATMEGAマイコンボードキット」というキットを用いて、様々な応用例を示してあるのですが、肝心のボードキットが品切れ状態で、僕はしょうがなく部品一つ一つを買って、ブレッドボードで自作しようと試みました。基盤とブレッドボードでは、配線の都合が異なるので、用意する部品も多くなります。あれこれ考えてリストアップしておいたつもりでも、買い忘れが発生します。100μFの電解コンデンサは、冒頭の部品リストにも入っていないので要注意です!(これのせいで、まだ未完成・・・)
結局、僕はキットの複製はとりあえず諦めて、その次にあったATTiny26を使った自作マイコンボードから始めることにしました。こちらは部品数も少なくシンプルです。一番小さいサイズのブレッドボードでも組むことができます。
誌面でリストアップされた部品以外で、あるといいなと思ったものをあげます。

ブレッドボード
一番小さいのでもできましたが、何個か大きさ違いであるといいかも。
ジャンプワイヤ
多すぎだと思うくらいで良いと思います。意外と使う。
虫ピン付の導線
電源の接続や、そのほかもろもろで重宝します。最低2本は欲しい。
LED
たくさんあっていいと思います。
ラジオペンチ、ニッパー、ピンセット
ピンセットはあった方が良いです。
ハンダ、ハンダゴテ、こて台
基本ですが、ブレッドボードで組む場合もやっぱり、あった方が良いです。ブレッドボード用ISPコネクタ作成で使いました。
セメダイン
ブレッドボード用ISPコネクタ作成で使いました。ハンダ付けしたところを固める用にあるとよさげです。

完成図
マイコンボード完成図

ブレッドボード用ISPコネクタ
完成図の奥の方に見える、束になった導線はISP端子用のコネクタで、自作しました。ISP端子は2×3ピンなので、そのままではブレッドボードにさしたとき混線してしまいます。そこで、ピンプラグとフラットケーブルを組み合わせて6ピン一列に変換していると言うわけです。抜き差しで、接合部分に結構負担がかかるので、ずれないようなちょっといいピンプラグにしたり、セメダインで固めたり工夫が必要です。
ISP変換コネクタ

次回は、いよいよプログラミングの話を書こうかな。