Windowsユーザにこれは、わりとオススメです。
jEdit

前回、Eclipseを紹介しましたが、Eclipseは、基本、javaの開発っぽい感じになってしまうので、Processingの文法と少し変わってきます。(正しい表現じゃない気がしますが。。)例えば、PAppletクラスのサブクラスを使ってメインのdrawなどの処理を行うことになるので、書かなければいけないことが少し増えます。

↓こんな感じ
import processing.core.*;

public class Sketch071020 extends PApplet{
public void setup(){
size(200, 200);
stroke(155,0,0);
}
public void draw(){
line(mouseX,mouseY,width/2,height/2);
}
}


ProcessingのみだとこれだけでOKなものです。
void setup(){
size(200, 200);
stroke(155,0,0);
}
void draw(){
line(mouseX,mouseY,width/2,height/2);
}


なので、Eclipseで実行することを前提に書くのは、小規模なプログラムの場合面倒だったりします。で、もしかしたら、EclipseではProcessingを実行せずに、単にエディタとして使うという手もあるのかもしれませんが、Processing独自のメソッドなんかのカラーリングの仕方とかがちょっとよく分からなかったので、他にTextMateぐらいの感覚で使えるエディタが、Windowsにないのか調べてみました。(Eclipseでのカラーリングの仕方知ってる人いたら教えてください。)


そこで出てきたのが、jEditというオープンソースのプログラム用エディタ。
TextMateみたいに、TextMate側からProcessingを呼び出して、ファイルを実行するみたいなのは、できるのかどうか良く分かりませんでしたが、Processingのコードのカラーリングができて、画面も結構綺麗なので、良いかなと思っています。

↓画面はこんな感じです。
jEdit

コードのカラーリング方法は、
このProcessing用のコード・カラーリング設定ファイル(XMLファイル)をダウンロードして、Program Files->jEdit->modesというフォルダに突っ込む。で、このmodesというフォルダにある、catalogというファイルをエディタで開いて、

<MODE NAME="processing" FILE="processing.xml" FILE_NAME_GLOB="*.pde" />

という行を一行足す。

これでOK。

英語の解説は、以下のサイトに載っています。このサイトに載っている、ショートカットみたいな機能が相当便利そうなので、こっちも要研究ですな。
http://www.processinghacks.com/hacks/jedit

解説してくれているのは、Karsten Schmidt (aka toxi)さんという人で、Processingの使い手っぽいし、もしかしすると、jEditは結構良いのかも。Windowsだと。
http://toxi.co.uk/


■外部エディタ使う場合

preference
↑このように、
Use external editorにチェック入れましょう。
すると、Processingの編集画面では編集できなくなって、混乱がなくなります。
ちなみにMacのTextMateだとファイル保存すると、TextMate側で読み込みなおしたりしてくれるので、このチェックを入れなくても良いっぽいですが、他でやる場合はチェックを入れておいたほうが良さそうです。