今回は、FlashからAppleScriptを実行し、iTunesで音を鳴らす為の方法を紹介。
技術的なこと書くのは初めてですが、がんばります。

まずは、前提条件があります。

<条件>
・Flashは「プロジェクターファイル」。「SWFファイル(.swf)」は不可。
・AppleScriptは「アプリケーションファイル(.app)」。「スクリプトファイル(.scpt)」は不可。

これをふまえて、サンプル。


まず、スクリプトエディタで以下のようなAppleScriptを書き、「starttune.app」という名前で保存する。

“iTunesを起動して曲を再生する”
tell application "iTunes"
playpause
end tell


Flashの方は、ステージに適当なボタンを配置し、以下のように書く。

on(release)
{
fscommand("exec","starttune.app");
}

*「fscommand」は、主にJavaScriptを扱うための関数で、Flash8からはさらに「ExternalInterface」というクラスも追加され、外部ファイルとの連携が強化されている。

プロジェクター形式でパブリッシュして、フォルダ階層はこのようにする↓
*「fscommand」という名前のフォルダを作って、その中にAppleScriptを入れないといけない(ここつまずきやすいので注意!!)

falapp_folder

この状態で、プロジェクターを起動しボタンを押せばiTunesが鳴りだす。
鳴りだした瞬間、ちょっと感動してしまった。次はAppleScriptの勉強だ!

AppleScriptはMacOSでしか動作しないが、Windows用にAppleからiTunes COM for Windows SDKなるものも公開されているので、Flashで今度は「.exe」ファイルを書き出して同じように実行すれば行けるんじゃないかと思う。あくまで予想。
> サンプルソース