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カテゴリ: Develop
投稿者: terada
今回は、FlashからAppleScriptを実行し、iTunesで音を鳴らす為の方法を紹介。
技術的なこと書くのは初めてですが、がんばります。

まずは、前提条件があります。

<条件>
・Flashは「プロジェクターファイル」。「SWFファイル(.swf)」は不可。
・AppleScriptは「アプリケーションファイル(.app)」。「スクリプトファイル(.scpt)」は不可。

これをふまえて、サンプル。


まず、スクリプトエディタで以下のようなAppleScriptを書き、「starttune.app」という名前で保存する。

“iTunesを起動して曲を再生する”
tell application "iTunes"
playpause
end tell


Flashの方は、ステージに適当なボタンを配置し、以下のように書く。

on(release)
{
fscommand("exec","starttune.app");
}

*「fscommand」は、主にJavaScriptを扱うための関数で、Flash8からはさらに「ExternalInterface」というクラスも追加され、外部ファイルとの連携が強化されている。

プロジェクター形式でパブリッシュして、フォルダ階層はこのようにする↓
*「fscommand」という名前のフォルダを作って、その中にAppleScriptを入れないといけない(ここつまずきやすいので注意!!)

falapp_folder

この状態で、プロジェクターを起動しボタンを押せばiTunesが鳴りだす。
鳴りだした瞬間、ちょっと感動してしまった。次はAppleScriptの勉強だ!

AppleScriptはMacOSでしか動作しないが、Windows用にAppleからiTunes COM for Windows SDKなるものも公開されているので、Flashで今度は「.exe」ファイルを書き出して同じように実行すれば行けるんじゃないかと思う。あくまで予想。
> サンプルソース

2006/07/18: Liquifile

カテゴリ: Precedents
投稿者: terada
Liquifile

 Liquifileはファイルブラウザ・アプリケーション。MacOSXのDocに導入されているアイコンの拡大縮小機能や、作成日・更新日・ファイルサイズなどをドットで視覚的に表示する機能がある。右のカラムの属性ビジュアライザの部分(?)の設定をドロアーで変えらる。そのドットからもファイルを選択できて、一瞬「おぉ、更新日からファイルを扱えるぞ!」なんて思ったけど、そんなの今のFinderでもできるよな(より扱いやすいし)。視覚的な表現に走ると実際の使い勝手が悪くなったり、この辺のトレードオフは悩みどころ。

2006/07/07: 「Ask the DJ」

カテゴリ: Precedents
投稿者: terada
Ask the DJ

> Ask the DJ , an mp3/ACC mix engine for Mac OSX
Ask the DJ は普通のmp3プレイヤーではありません!
Ask the DJは音楽のリズムを分析し各トラックとの間のトランジションのつなぎ目を性格にパフォーマンスする洗練されたDJミキシングエンジンです。


 なるほど、せっかくPC使って音楽かけるんならこれくらいインテリジェントなものがいい。だけど・・・
 「an mp3/ACC mix engine」というだけあって、本当はそのミキシング機能が売りなんだろうけど、どうしてもインタフェースの方が気になってしまう。まん丸ウィンドウ、曲を再生すると左上の性別不明のDJが踊りだす、曲リストが放射状、と様々な点で個性的。

2006/07/07: 「mRX-8000」

カテゴリ: Precedents
投稿者: terada
mRX-8000

> mRX-8000 インターネットラジオ

 1970 年代に流行したアナログラジオのコントロールパネルをモチーフとした GUI を備えたネットラジオチューナー。フリーソフト。
 「周波数を合わせる/チューニングする」という操作の醍醐味は、混ざり合う中間部分にある。この至ってアナログ的特性をデジタル環境にそのまま持ってきちゃったら・・・。
 特筆したいのは、サウンドインタフェース(操作音)。この音がなければ、試みの面白さが半減しそう。これを使ってみて、そういえばネイティブのアプリって、プラットフォーム共通のもの以外にあんまり特有の操作音みたいなのってついてないなぁと気付いた(逆にFlashなんかでは必要以上に使われてる現状がある)。

2006/07/03: neut3.0

カテゴリ: Download
投稿者: terada
neut3.0

■動作環境
Adobe Flash Playerバージョン7以上がインストールされており、問題なく動作するMachintosh及びPC。
加えてApple社のiTunesがインストールされていること。

■ファイルのダウンロード
[ mac版 ] [ win版 ]

※ 追記(上記でDLできない場合は下記をお試しください)

[ mac版 ] [ win版 ]

■使い方
1:インストール
ダウンロードしたneutのファイルを指定のフォルダに移動します。
Macの場合[ ]
/ユーザ/アカウント名/Music/iTunes/
Windowsの場合[ ]
マイ コンピュータ/ユーザ名のドキュメント/マイ ミュージック/iTunes/

2:プレイリストの準備
iTunesを起動。「neut」という名前のプレイリストを作成し、そこにmp3形式の曲を追加する。

3:プレイリストの書き出し
作成したプレイリストを右クリック→「曲リストを書き出す」で、フォーマットをXML、名前は「neut.xml」とし、保存先は先ほどと同じ場所に指定。
*既存のプレイリストを「neut.xml」という名前で書き出しても読み込むことが出来ます。

4:起動
先ほどダウンロードしたneutをFlash Player(バージョン7以上)で起動する。Flash Playerを持っていない場合はFlashPlayerプラグインのインストールされたウェブブラウザで開く(ドラッグ&ドロップでもよい)。
*FlashPlayerのインストール方法等についてはこちらを参照してください。

5:音楽を聴く
起動後、ウィンドウ上部の三角ボタンを押すことで再生が開始されます。再生、曲送り、停止、一時停止
の操作が可能です。


>選曲の仕組み
neutを起動すると、右側の大きな円(ステージ)内に先ほどのプレイリストに登録された曲が小さなボールとして現れる。再生ボタンを押すとステージの中心に最も近い曲の再生が始まります。曲が最後まで流れるか、スキップボタンを押すなどして再生が終了すると、その時点で中心に最も近い曲の再生が始まります。

>再生確率のコントロール
ボールの浮遊範囲を限定できる「ゾーン」を作ることによって、内包される曲の再生確率をコントロールできます。ゾーンを複数配置することで複合的な調整も可能です。

>ゾーンの作り方
ゾーンを作成するには、曲の再生中にステージの中心部分の4つのボタンを押します。この4つは再生中の曲の4つの属性にそれぞれ対応しています(例えば「Across The Universe」という曲が再生中だとすると、年代ボタンで「1970年」、アーティストボタンで「The Beatles」、アルバムボタンで「1967-1970(青盤)」、そしてジャンルボタンで「Rock」のゾーンをそれぞれ作成できます)。ゾーンが作られると、ステージ上の全ての曲の中から作成されたゾーンの属性に当てはまる曲が自動的にこの中に移動します。

>ゾーンの操作
ゾーンはドラッグ操作で移動でき、右端にカーソルを合わせるとサイズが変えられるので、その時々の嗜好性に合わせ随時調整可能です(行った調整は次回の選曲にダイレクトに反映されます)。*ゾーンの位置は含まれる曲玉全体の再生確率、大きさはその幅(確率の最大値最小値の範囲)に対応します。

>ゾーンの消し方
消したいゾーンをダブルクリックします。


■注意事項
・iTunesの環境設定で、こちらの図(Macの場合WInの場合)の赤い枠の箇所がこのようになっていないと、うまく動作しないかもしれません。

・再生可能な音声ファイル形式はmp3のみです。
・mp3の中にも再生できないものがあります。
*neutに関するあらゆる権利は寺田直和(以下当方)が有します。
*本システムは一応特許出願中です。当方の了解なしにパクッたりはしないでください。
*当方は本ソフトウェアの使用によって起こるあらゆる損害の責任を負いません。全て個人の責任のもとでお願いします。

■お問合せ先
気付きなど何でも、お気軽に!

寺田直和
terada@karappo.net