前のエントリーで、jEditのインストールと、コードのカラーリングについて書きましたが、今回はjEditの便利な機能について。


■1 短縮入力

前回少し触れた、Abbreviations(短縮入力?アブリビエイション?)なんですがが、この機能は相当便利そうです。インストールの仕方は、ここ(英語)に書いています。一応、日本語でも解説しとくと、Windowsだと、

C:\Documents and Settings\{USERNAME}\.jedit

という名前のフォルダに、ダウンロードして解凍したabbrevsという名前のファイルを、置くだけ(上書きするだけ)です。ちなみに、僕は、何を勘違いしたか、マイドキュメントのフォルダの中に、.jeditというフォルダがあるのかと思って、数時間混乱してましたが、よーく見たら、Documents and Settingsの中のユーザフォルダ直下で、マイドキュメントフォルダじゃなかった。。。。のね。ということで、jEditをインストールした時点で勝手にできるっぽい、この.jeditというフォルダに、ダウンロードしたファイルを置くと、この機能が使えるようになります。

どんな機能かというと、例えば、

sm
って書いて、その後、スペースキーを押すと、
smooth();
に変換してくれたりします。

pr

println();
は結構使えるかも。

他にも
for#i#100#
で、
for(int i = 0; i < 100; i++) {

}
とか。
for文とか打つの面倒なときもあるので便利そうです。


この定義は後から自分で編集もできるので、自分がよく使うメソッドや、定型のフォーマットを作るとさらに便利になりそうですね。ちなみに、この変換を、どのキーでやるかは、Utilities->Global Optionsの中の、Abbreviationsという項目で、Space bar expands abbrevsというのにチェックを入れとくと良いっぽいです。ちなみに、ここで、フォーマットを足したり減らしたり、再編集したりできます。このGlobal Optionsというのが、要はPreferenceってことですね。


■2 タブとか

普通ですが、jEditは複数のタブ(というかペイン)を作って、複数のファイルを同時に編集することもできます。もちろん、別ウィンドウで開くのも可能です。で、このペイン増やしたり減らしたりするのは、Ctrl+1(ペイン1つに戻す)、Ctrl+2(縦に分割)、Ctrl+3(横に分割)って感じでショートカットがあって扱いやすいです。あと、各ペインの上のあたりに、ファイル名が書いてるバーがあるんですが、そこをクリックすると、最近使ったファイルのリストが出てきて、そこからファイル名選択するだけでそのファイルを開けたりします。この機能はさりげなく便利です。サクサク動くし。

画面はこんな感じ。
jEdit


ということで、WindowsでのProcessingのプログラミングは、当分jEditを使うことになりそうです。フリーソフトというのが良いですね。Macでも使えるし。HTMLのコーディングとかにも使いやすいかもしれません。これで仕事の合間(mioは仕事ではwin使ってます)に、ちょっとProcessingやってみっか!ってのができる環境が整いました。