2010/05/24: monotron gloves

カテゴリ: General
投稿者: terada
KORGから発売された超小型アナログシンセ「monotron」を改造して、グローブでピッチやフィルターのカットオフをコントロールできるものを作ってみました。

全体はこんな感じです。。
zentai view

両手とも、人差し指と中指、薬指にそれぞれ一つずつ合計3本の曲げセンサーが入っています。
右手はフィルターのカットオフの値をコントロールします。3本が直列に接続されているので、3本同時に曲げると激しい変化、1本ずつなら緩やかな変化になります。手首のボックスについているつまみは電圧の範囲を微調整できるようにしています。
fingers

左手は、右手と同じ仕組みでピッチのコントロール。他に、親指の部分にゲート信号用の誘電糸で作ったスイッチがあります。親指を曲げると通電しスイッチがONされる仕組みです。
thumb
大きなボタンはトグル式のボタンでゲートに割り当てられています。これを押すと鳴りっぱなしにできます。他の小さな8つのボタンは、メジャー・マイナーなどのスケールモードを切り替えます。つまみはピッチ信号の電圧変化のカーブ具合を調整するための可変抵抗です。左が10KΩ、右が1KΩです。
スケールの変換は黒いボックスの中に積んだArduino pro miniで計算させ、MCP4725モジュールでDA変換してmonotronへ送り込んでいます。なにせ相手がアナログシンセなため、正確な音程コントロールはむずかしかったです。抵抗値は温度でも変わってしまうらしくかなり繊細。一応可変抵抗をかませて調節可能にしていますが・・・。
Arduino pro miniの電源ですが、monotron内部で電源が5Vに昇圧されていたので、そっちからとるようにしました。無理かなと思ってましたが、意外と大丈夫でびっくりでした。おかげですっきりまとまりました。
left

それぞれのグローブはモジュール化されているので、どちらか一方だけ使うといったことも可能です。左手は「Vcc,GND,GATE,PITCH」の4端子ミニジャック、右手は「Vcc,GND,CutOff」の3端子マイクロジャックで接続します。
接続

とても演奏とはよべない代物ですが、デモ映像です。途中でスケールモードに切り替えています。


本当は、肘につけるモジュールもつくってフィルターのピークや、音量もコントロールできるようにしたかったのですが、monotron側でそのための端子を引き出すのが難しくて断念しました。でも、いつかやってみたい!
あと、monotron側の改造ポイントや各モジュールの回路図、pdeファイルなどもそのうち公開したいと思ってます。

最後になってしまいましたが、今回の改造にあたり下記の方々がサイト上で貴重な情報を公開して下さっていたり、直接ご助言をいただきました。この方々の協力なしで自力ではできなかったです。お礼申し上げます!

masa921さん
beatnicさん
Denkitribeさん
でんはさん


MTM05に出展したときの様子をlimmaさんに撮っていただきました。

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特設サイトにも掲載されました。
We love monotron (korg)

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投稿者: terada
iSightは販売終了してしまいましたが、MacユーザーでWEBカメラ購入を考えている人は多いと思います。
でも、Mac対応を歌ってる製品は少なく、Skypeなどのビデオチャットでの動作確認情報は多少ネット上にもありますが、JitterやProcessing、Flashなどでも使えるのかが心配です。
調べてみたところ「UVC(USB Vido Class)」というUSB2.0拡張の規格に対応しているカメラは、Mac(OSX 10.4.9以降)でも使えそうでした。でも、実際は対応していてもその記述がされてない場合もあるようです。
で、僕が買ったのはこのカメラ(こいつにも「UVC対応」の表記はありませんでした)。

Qcam For Notebook Pro
Logicool Qcam for Notebooks Pro (QVX-13NS)

<Jitter編>
特に何もしなくて良しでした。
「Jit.qt.grab」のヘルプパッチで確認しましたが、「open」メッセージを送るだけで、すぐに映りました。

<Flash編>
同上。
設定をUVCにするだけで簡単に認識されました。

<Processing編>
macamというドライバーをインストールすれば使えます。
上記サイトより、最新バージョンをダウンロードしてコンポーネントファイルを「Library/QuickTime/」フォルダにコピーするだけです。ただ、付属のスタンドアローンのアプリでは認識されませんでした。何故だろう。macamに対応可能なカメラの一覧も載っていましたが、QVX-13NSは「depends (UVC)」となっており、微妙なとこなんでしょうか・・・。
とりあえず、Processingで使いたい人は、macamに対応してるかどうか調べてみることをお勧めします。


*動作確認した環境
PowerBook G4 1.25GHz
MacOSX 10.4.10


以上、とりあえずサンプルなどで映るかどうか程度しか検証していませんが体験談として。
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投稿者: terada
ライヴ音源をPodcastingしていくことにしました。
下記リンクをiTunesのウィンドウにへドラッグするだけで簡単に登録できます。

Karappo Podcast

NucleusでPodcastingする方法はfeedback everythingさんのエントリを参考にさせてもらいました。
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投稿者: mio

項目なし

max/mspとは直接関係ないですが。。

エクスターナルオブジェクトを試したくて、.sitファイルをダウンロードしまでは良かったんだけど、解凍してもなぜかフォルダの中身が「項目なし」になってしまう。何でだろう何でだろう!!と思って、.sitファイルがおかしいのかなぁと思って、色々調べていたら、Tigerか、Stuffit Expanderのバグであることが判明。

どうやら、Finderの表示オブションで、「項目の情報をみる」にチェックをいれていたのが原因だったみたいです。チェックをはずしたら見事解凍できました。良かったーーーー。

ありがとうございました(情報源サイト)

こっちのページのコメントの対応策は凄いな。。なんと解凍後に出てくる「項目なし」のフォルダに、もとの.sitファイルを放り込むと、項目なしのフォルダに中身のデータが表示されるようになるという。。どうなってるんだ。。