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カテゴリ: max/msp/jitter
投稿者: mio
さてさて、2061:Maxオデッセイも発売されて、あまり基本的すぎることを書いてもなぁというのと、ある程度jitterを使えるになってきたので、今後は本に載ってないこととかを書いていけたらなと思います。本に載ってるものでもこれは!というのがあれば載せるかもしれませんが。

ということで。本題に入りましょう。


jitter enable

今回のこいつは使えます。最近max/msp/jitterをVJのときにも使い始めたのですが、色々なオブジェクトを出したり消したりしたいときに、どうすればいいのか困っていました。結局先日のTENT(@SuperDeluxe)では、jit.glオブジェクトのレンダリング先を "drawto off"みたいな感じで何もないところに変えてレンダリングしないようにしたり、使わないオブジェクにはbangを送らないとか、そういう感じのちょっと強引な手法を使ったのですが、どうやらenableというアトリビュートがあって、そのメッセージを送ってやれば簡単にON/OFFができるということが分かりました。

教えてくれたDance and Media Japanの筒井さんありがとうございました!これで心置きなくオブジェクトを作れます。enableについてはHelpパッチには載ってないような気がしますが、HTMLリファレンスの方にこっそり載っています。もうちょっと目立たせて欲しかったところです。


筒井さんのウェブ
http://adsr.sub.jp/

Dance and Media Japan
http://www.dance-media.com/
カテゴリ: max/msp/jitter
投稿者: mio
当たり前のことかもしれませんが、jit.gl.videoplaneなどのオブジェクトに静止画を読み込ませてそれを動かしたい(スケールや位置などを変える)ときは、jit.qt.movieなどにbangメッセージを送り続ける必要はありません。このbangメッセージを送るか送らないかでフレームレートがかなり変わるので、ムービーではなく静止画を読み込ませるときは注意しましょう。

ちなみに私が試したときは、bangを送らずに動かしているときは40〜50fps程度、bangを送ると20〜30fpsと20fpsぐらいの差がありました。これは凄い差。