Archive for June of 2006

日本の国家予算を知っていますか?

June 21, 2006
僕は知らなかった。こんなに大事なことを。
○○兆円とかその程度の知識だった。

実際は、約80兆円だそうです。
想像もつかない額です。
3億円を超えると僕には感覚がつかめなくなる。
なんとなく家とかの値段を超えるからだろう。

なんか前にアメリカ軍の基地の移転に3兆円日本が出すことになったみたいな話があったけど、80兆円に比べると、3兆円というと4%ぐらいだから普段より4%余分に税金を払ったのかと思えるかもしれない。
けどよく考えてみると、3兆円の違いでもかなり大きな違いです。割合で考えると、3兆円の違いなんてたいしたことないように感じるけど、実際はとんでもなくデカイ。だってこれから3兆円税金払ってくださいっていっても、僕には多分一生かかっても払えないしね。


この80兆円のうち、どれだけが所得税で、どれだけが消費税、法人税、国債なのか、そしてこれらがどのように使われていっているのか、そういうことを今後追っていこうと思う。

あとは、無駄に使われた税金シリーズとかも作りたい。
このウェブがきっかけで税金が安くなればいい。
税金の使われ方が変わればいい。
そのぐらいのつもりでやっていこうと思います。
たばこ税や、酒税とかも、絵にすると面白そうだな。


果たしてデザインで政治を変えられるのか?
デザインで政府と戦う。


とか言うと大げさだね(笑
けど、まぁそのぐらいのつもりのが面白そうだ。


さっき、千葉市の税金についても少し調べてみた。
千葉市の平成18年度の市税収入は、1670億円だそうで。1670億円も集まってるのに、80兆円に比べると凄く少ないように見える。けど、1670億円のうちわけとか見てると多分いっぱい無駄がある。


千葉市の財政


公的なお金の情報って、ウェブ上に一応載ってはいるんだけど、ほとんどがPDFとかエクセルのデータばっかりで、しかもちょっと目立たないところにおいてある。そりゃPDFの方がプリントアウトするときにはいいかもしれないけど、見るのが面倒だし、なんか隠しているみたいで嫌だなと思う。普通にHTMLの文章でも見せて欲しいものだ。



最後に80兆円を、「兆」抜きで書いてみる。

80,000,000,000,000円

0が13個並んでいます。

税制を決めるのは誰か?

June 21, 2006
以前、税金について調べたいと言ったけど、今日買った本で村上龍が税金のことについて少し触れていたのでメモしておきます。


「個」をみつめるダイアローグ

「個」を見つめるダイアローグ/村上龍×伊藤穣一  p91より抜粋


たとえば税金制度でいうと、まず政府の税制調査会という首相の諮問機関がある。さらに、これまで強い力をもってきた自民党の税制調査会というのがある。問題は、どこが税制を決める権限をもっていて、最終的な責任は誰がとるのかということ。
 これについては、たぶん誰も明確に答えられないんじゃないかと思うよ。財務大臣なのか、それとも政府の税制調査会長なのか。あるいは自民党の税制調査会なのか・・・・・。結局、誰が決めたのかよくわからない改正案がいつのまにかできて、法律が成立し、施行される。それが失敗しても誰も責任をとらない。僕にはそれがすごく不思議なんだよ。

中略

 メディアも増税を批判するのはいいけれど、「これはサラリーマン増税だから何とかしろ」だけではなくて、「いったいどこで、それが決まったんだ」と政府に対して言うべきだよね。こうやって話せば、誰もが不思議だと思うはずなのに、メディアはどういうわけか絶対に言わない。なぜかそれが当然だと思っているんだよ。





最近税務署から市民税やら県民税やら健康保険の納付書が届いて、税金の高さに腹がったのでまたちゃんと税金について調べていきたいと思いました。

とりあえず、国税庁の統計データをグラフ化したり、単純に数字を把握したいところです。

(参考)サラエボ・サバイバル・マップ

June 18, 2006


寄藤氏的なものと対置させる意味で、シリアスな事例を紹介しておこう。

ボスニア紛争における生と死の地勢図。
政府がセルビア人勢力に包囲されている状況がこまかく描かれている。
FAMAというサラエボ在住の製作集団がつくったもの。

これに歴史的な経緯を示す年表や、対立する民族の関係を示す図式でもあればだいぶ理解しやすくなるんじゃないだろうか。
図解の分類としては(イラストレーション的or図式的)地図だろう。

入手元↓
http://www.famainternational.com/map/map-ff.htm
各地点に状況の解説がついている。

Karappo Lab. 設立趣意書を考えよう

June 17, 2006
そういえばカラッポラボの設立趣意書みたいなのを作っておきたいと思いました。設立趣意書といっても、まぁ、こんなことやりたいなーとか、そういうものを簡単にまとめたものでいいんだけど、どうでしょう?こんな趣意書だったら面白いんじゃないかとか、個人的にはこんなことやりたいでもなんでも良いのだけど、みんなのそういう意見が聞きたいです。

ウンココロ、死にカタログ

June 17, 2006
ウンココロ

ウンココロ
今日買ってきました。ウンココロ。
寄藤文平 藤田紘一郎。
ウンコについて、その量や、定義、サイクルから、健康という視点まで、様々な視点でウンコについて知ることができる。
それらの情報をかみくだいて、分かりやすく、しかも楽しく伝えることができているところが、寄藤文平の凄いところ。


死にカタログ

死にカタログ
こっちは、寄藤文平が単独で描いたものみたい。
ウンココロと同じようなノリの本です。
この本の場合は扱っているテーマが「死」で、ウンコに比べると、後半がちょっとダラダラした感じがしています。
が、十分に楽しめるないようだと思います。
ウンコに比べると「死」自体に形がないので、それを絵にするが難しかったのではないか、と思いました。例えば、大腸ガンで死んでる様子と、盲腸で死んでる様子を絵にしようとしても、なかなか絵にならないし、区別も付けにくいけど、カチカチウンコとビチビチウンコの違いは明白だからね。


どちらの本も、カラッポ書庫に保管してあるので、
今度来たときにでもまたご覧ください。


棒グラフとか折れ線グラフって、数字で示されるよりかは分かり易かったりするけど、それでもやっぱり抽象的な表現であることには変わりなくて、モノによっては、こうやってイメージが沸きやすいイラストを使うとパッと見て分かるのがいいなということを改めて感じさせられました。今後の活動の参考にしていきましょう。

Graphic Abstract

June 16, 2006
JournalのCurrent Issueなどのリストに関してですが、最近はTitle、Authors、Abstractに加えて、Graphic Abstractと呼ばれるもの(パッとみて内容がイメージできて、興味を惹くような図や写真)を採用しているJournalも出てきているみたいです。

e.g. Langmuir

このラボの研究テーマに少し関連のあるトピックかと思って書き込みました。

デザイン変更 ・ web design room 設置

June 12, 2006
デフォルトのまんまというのもナンなので、少しだけデザインをいじりました。
あと、web design roomという名前のラボを新設しました。
こっちでは、ウェブ関係の知識を色々ストックしていく予定です。

karappo web design room

「いき」の構造

June 09, 2006


「いき」の外延的構造

九鬼周造は『「いき」の構造』において、「いき」をはじめとする8つの趣味的概念をそれらを頂点に配置した直方体を、各概念の関係性を理解するための手がかりとして提示した。この図式では、8つの概念の中で説明が可能な同系統の概念を空間的に配置することもできる。ここでは、同書で言葉によって説明されているものの、可視化されていなかった「雅」「さび」「乙」などの概念を図式化してみた。

前身、前進

June 08, 2006
こちらが前身。
http://www.81s.net/untitled/

少しずつ前進。

06年06月06日 666記念式典 (カレー会議)

June 06, 2006
カラッポ写真

06年06月06日ということで、
karappo lab の666記念式典。
マメがカレーを作りました。

今日のキーワード
・目がーーー!目がーーー!
・いき (意気,粋)
・1億2千万分の1
・アフリカ
・小説とイメージ

総評(感想)
kikuchi氏が色々持ってきてくれた資料やノートの内容が充実しており、ラボらしい話合いができた。色々な人が言っている思想や論理のモデルを可視化していくことで、異なるフィールドにある考え方を図として比較できるのではないか、という仮説は面白く、今後の可能性を感じられるものであった。

今後
それぞれ研究テーマなり気になることなり、そういうものを少しずつでも掘り下げていけられればと思う。こんなことが気になります程度の自己紹介でもしていきましょうか。


今回の参加者
kikuchi / kimura / mio / terada / tsuda